そもそもウーバー(Uber)って何?

ウーバー(Uber)って何?

みなさんは、ウーバー(Uber)ってご存知ですか?

世界では一般的になりつつある、ウーバーですが、

日本ではまだそれほど身近な存在ではありませんよね。

 

こんにちは、ボビーと申します。

オーストラリアに住んでいます。

職業は主夫兼ウーバードライバーです。

ウーバー?ドライバー?職業なの?

そもそもウーバーって何?

 

それではウーバーとはどのようなものか、ご紹介していきたいと思います。

ウーバー(Uber)って何?

Uber(ウーバー)とは、アメリカにある会社のウーバー・テクノロジーズが運営する、

自動車配車ウェブサイトおよび配車アプリのことです。

 

 

ここで言う、アプリとは

iPhoneAndroid携帯といった、

スマートフォンで使用するアプリのことを指します。

 

そのスマートフォンのアプリを利用することにより、ウーバードライバーと、

乗客をマッチングして目的地へ移動できる乗車サービスを提供します。

ウーバーの提供する乗車サービスとは?

ウーバーのアプリを利用した乗客が、

ドライバーの運転する車に乗り、乗客の指定した目的地に移動します。

 

乗客は移動の終了後に、ウーバーにお金を支払います。

ドライバーも移動の終了後に、ウーバーからお金を受け取ります。

 

この一連のサービスのことが、ウーバーの提供する乗車サービスです。

タクシーとの違いは?

みなさんがこの乗車サービスを聞いて

真っ先に思い浮かべるのがタクシーではないでしょうか?

タクシーもこの乗車サービスを提供することにより利益を得ています。

それではウーバーとタクシーとの違いはなんでしょうか?

 

ドライバーの違い

タクシーの場合には、タクシードライバーはタクシー会社に所属しています。

タクシー会社に勤務する、会社員です。(個人タクシーは別です)

 

ウーバーの場合には、ウーバードライバーはウーバーには所属していません。

個人で乗車サービスを行う、個人事業者です。

 

ウーバードライバーは、ウーバーアプリを利用して業務を行っていますが、

ウーバーに所属している会社員ではありません。

そのため、ウーバードライバーは他にメインの職業を持っている場合がよくあります。

 

会社員、公務員、自営業者、主婦(主夫)、学生など、

様々な職業の人々が副業として、空き時間や休暇を利用して働いています。

車の違い

タクシーの場合には、利用する車両はタクシー会社が所有しています。

タクシー会社が車両を選定し、管理することになります。

 

ウーバーの場合には、利用する車両はウーバードライバーが所有しています。

ウーバードライバーが車両を選定し、管理することになります。

 

タクシーでは車両は、タクシー会社により色や車種が決まっています。

イメージとしては、タクシー会社名などがプリントしてある、黒塗りのセダンなどです。

タクシー会社が、もし100台の車両を所有しているとして、

その100台が全て違う車種で、違う色というのは想像できません。

 

ウーバーでは、ウーバードライバーが車両を選定しますので、

ドライバーによって色や車種がバラバラです。

100人のウーバードライバーがいると、

ドライバーが運転するその100台の車両は、全く違う車種で、違う色になることもあります。

例えば、ドライバーにより

白のトヨタ プリウス

黒のホンダ オデッセイ

赤の日産 エクストレイル

青のメルセデスベンツ C200

のように様々な車種や色の車両になります。

 

ウーバーの乗車サービスを行う際には、

前後のウィンドウにウーバーのステッカーを貼る義務があります。

そのステッカーはそれほど目立ちません。

車両へのプリントなども不要です。

そのため一見すると、一般の車両と全く同じになります。

料金の支払い方法の違い

タクシーでは目的地に到着後に、

乗客がタクシードライバーに料金を支払います

支払い方法は、現金、クレジットカード、電子マネー、タクシーチケットなどです。

現金で支払った場合には、お釣りをタクシードライバーから乗客に渡します。

料金の計算は、初乗り運賃が設定されており、初乗り走行距離以降は、

走行距離と乗車時間によって料金が加算されていきます。

 

ウーバーでは目的地に到着後に、

クレジット会社がウーバーに料金を支払います

支払い方法は、基本的にクレジットカード決済のみです。

(最近では料金先払いのプリペイドカードもあります)

ウーバーのアプリを利用するためには、

事前にクレジットカード情報をアプリに登録しておく必要があります。

車内で財布からクレジットカードを出す必要はありません。

 

現金での支払いはおこなわれないため、ドライバーはおつりを用意する必要はありません。

料金はタクシーと同様で、最低基本料金が設定されており、その基本料金以降は、

走行距離と乗車時間によって料金が加算されていきます。

 

よく勘違いされていることの一つに、

ウーバーは事前に料金を支払わなければいけない、もしくは計算されれいる、

前払い方式であると思っている人も多いようです。

おそらくアプリを起動したときに、料金の目安が表示されるからだと思います。

 

支払いの計算は、タクシーと同じく乗車地点から降車地点までの距離と時間で計算する、

後払い方式です。

 

あくまで最初にウーバーのアプリに表示される金額は、

おおよその目安の金額であり、

交通状況等により実際に支払う料金は変わります。

ウーバーって何が便利なの?

それでは、利用者にとってウーバーは何が便利なのでしょうか?

これまでもタクシーはあったわけですから、乗車サービスとしては、

あんまり変わらないのではないでしょうか?

どうして世界中でウーバーが流行っているのでしょうか?

ウーバーの料金について

ウーバーの料金は、

その地域のタクシー運賃よりも安く設定されています。

同じ距離を移動するなら、安い運賃を選択したいと考えるのは普通ですね。

配送手続きが簡単!間違いも少ない!

みなさんはタクシーを利用するときに、

どのようにして乗車して、目的地をドライバーに伝えますか?

タクシーの場合には、電話(アプリ)などで家やホテルなどに呼ぶ。

目的地は直接ドライバーに口頭で伝える。

という方法が思い浮かべられます。

 

ここで、もしみなさんが海外旅行をしているときに、タクシーを利用した時を想定してみます。

タクシー利用するって結構むずかしい

現地の言葉を十分に理解できない場合には、

タクシーを指定した場所へ、呼ぶことはむずかしいことです。

タクシー乗り場もどこにあるのかはわかりません。

 

又、タクシーに乗車できたとして、

目的地をタクシードライバーに伝えることは、

更にハードルがあがりむずかしいです。

自分の行きたい目的地と、似ている名前の目的地や建物などは、

その地域には乱立していることでしょう。

海外でタクシーを利用して、自分の意図しない場所や建物に、

間違って連れて行かれた経験をしている方も多いのではないでしょうか。

ウーバーの車の呼び出し方法

ウーバーでは電話をかけて、口頭で車を呼ぶという作業必要ありません。

利用者のスマートフォンのGPSで、利用者がいる場所をドライバーに伝えます。

利用者は自宅、ホテル、路上、山奥など、スマートフォンが利用できる

場所であれば、どこにでもウーバーを呼び出すことができます。

ウーバードライバーは利用者のGPS地点に向かって、

最短距離で迎えに来てくれることでしょう。

 

アプリには何分後に車が来るかの時間も表示されます。

更に、車のアイコンがマップに表示され、

自分を迎えにくる車が、いまどこを走っているのかがリアルタイムで分かります。

地図上で、車のアイコンが自分のいる地点に、

どんどん近づいて来るのを見るのは面白いです。

ウーバーの目的地の伝え方

ウーバーではアプリを起動した際に、マップが表示されます。

検索のウィンドウも表示されます。

 

例えばいきたい目的地が、

東京タワーであれば、検索ウィンドウに「東京タワー」と入力すれば、

自動的に住所を検索して設定できます。

「東京駅」「東京ドーム」「東京スカイツリー」「東京ディズニーランド」

の様に似ている地名で、はっきりした住所を知らなくても、

検索後に目的地として設定すれば、

ドライバーに目的地を認識させることができます。

スマートフォンで入力するため、世界中どこでも日本語で検索・設定することができます

 

マップ上で目的地を探し、クリックしてピンを立て、目的地に指定することもできます。

 

自宅や勤務先などよく利用する目的地を設定したり、過去の目的地の履歴も表示されますので、

頻繁に行く場所は、さらに簡単に目的地として設定することができます。

料金をぼったくられたり、料金の事前交渉の心配がない

海外ではメーターのついていないタクシーも多く走っています。

メーターが付いていても、事前に目的地までの料金を交渉することもあります。

例えば、海外ではこんな感じの交渉がよくありますね。

「〇〇遺跡までお願いします。」

「50ドルだね。」

「えっーそれは高い25ドルでお願いします。」

「ダメだねじゃあ40ドルでどうだい?」

「もう一声!!」

「分かったよ、じゃあ35ドルでどうだい。」

「OK!! Let’s Go!!」

(実際の正当価格は10ドルだったりする)

 

この様に観光客だから料金をふっかけたり、

わざと遠回りをして料金を増やすことがウーバーではできません

目的地を設定すれば、料金の目安とルートが事前に表示されます。

安心してください、現地の人も同じアプリでウーバーを利用しています。

現地の人が支払う同じ料金で、目的地まで行くことができます。

ドライバー情報の表示 ドライバーの評価

女性の一人旅などでは、タクシーを利用するときには、

どうしても車内では二人っきりになってしままいます。

そのため、身の危険を感じる時もあると思います。

特にひとけのない目的地へ行く場合にはなおさらです。

だれがいつどこで乗って、どこに向かったのかは、

これまでは知るすべがありませんでした。

 

ウーバーの場合にはドライバーの情報を、

利用者がアプリで事前に確認することができます。

またウーバーを利用した場合には、

ドライバー情報

利用者情報

乗車地点

配送ルートと時間

降車地点

自動的に記録されています。

 

目的地に着いた後には、利用者が、

ドライバーを評価します。

評価点が悪いとその後のウーバー業務にも影響しますので、

ウーバードライバーは、利用者が快適になるように

努力して運転や整備をします。

例えば、

安全運転

車を清潔に保つ

好きな音楽をかけてあげる

無料の水や飴などを用意しておく

などです。

 

安全運転や車を清潔にすることは、日本のタクシーでは当たり前のことと思われますが、

世界では現地のタクシーよりも、ウーバーの方が安全で清潔と思われている地域も多いです。

利用者情報の表示 利用者の評価

ウーバーアプリを利用することにより、

ウーバードライバーも安心して送迎することができます。

 

タクシードライバーも、知らない人物とひとけのないような目的地に

行くことに恐怖を感じることがあります。

タクシー強盗などが頻繁に発生する地域もあります。

これまで海外でタクシーの運転手席が、金網などで守られているのを

見たことがある方も多いのではないでしょうか?

 

ウーバーは利用者がアプリに、クレジットカード情報を事前登録する必要があります

素性不明者は乗車できません。

ドライバー情報

利用者情報

乗車地点

配送ルートと時間

降車地点

自動的に記録されてます。

 

その記録は利用者だけではなく、ウーバーのドライバーも

タクシー強盗無賃乗車などの犯罪から守ります

 

また、乗客が降車したあとには、

ウーバードライバーが乗客を評価します。

ドライバーが恐怖を感じさせたり、泥酔し迷惑をかけた乗客には低評価がつくことでしょう。

あまりにも低評価だったり、ドライバーが危険人物とウーバーに連絡した場合には、

ウーバーの利用ができなくなる場合もあります。

これによって、利用者も品よく乗車する様になりますね。

世界でのウーバーの利用状況

それではウーバーは世界でどのくらい利用されているのでしょうか?

世界81カ国以上で利用可能

ウーバーは世界で80カ国、600都市以上で利用可能です。

詳細な利用可能な国と地域は公式ページに表示されています。

これからもどんどん増えると予想されています。

ウーバーの利用者数と売り上げ

世界規模で展開するウーバーは、利用者数や売り上げもすごいです。

2017年5月20日には利用者数が50億人を超えました。

公式ニュースに詳細が表示されています。

世界で広がるライドシェア:50億乗車を突破しました

ウーバー設立が2009年ですから、7年での達成です。

 

2017年での年間売り上げは370億ドルと発表されています。

 

2018年7月12日の為替レート、(1ドル112.11円)で計算しますと、

4兆1480億円になります。

 

日本のタクシー業界の総売り上げが、2014年で約1兆7000億円です。

(出典 :全国ハイヤータクシー連合会ホームページ

 

設立から10年未満という短期間で、いかに巨大な企業になっているかがわかります。

日本でのウーバーの利用状況など

それでは日本のウーバーの利用状況をみてみましょう。

ウーバーが利用できる地域や料金など

日本では東京の限定されたエリアでのみ、ウーバーを利用することができます。

利用可能な地域は公式ページを参照してください。

料金もタクシーと同程度と割安感はないようです。

 

ウーバーを行なっているドライバーも一般人ではなく、タクシー運転手限定です。

これは、日本では個人所有車での配送業務(白タク)が禁じられているため、

東京のウーバーは全てタクシー会社との業務提携で行われています。

 

淡路島でのタクシー配車業務へのウーバーアプリの実証実験も決定されています。

(出典:日本経済新聞

日本企業との関係

このように日本ではまだまだサービスが浸透していないウーバーですが、

日本の企業は積極的にウーバーに出資や提携を行なっています。

ソフトバンク

携帯電話業務で有名なソフトバンクはウーバーに約1兆円を出資しました。

その結果、ウーバー株の約15%を保有して、大株主となっています。

(出典 :IT media ビジネスおよびブルームバーグ日本

トヨタ自動車

トヨタ自動車はウーバーとの業務提携を行い、

ウーバーで利用する車両の開発を行うことを決定しています。

(出典:産経ニュース

さらにトヨタ自動車は、国内タクシー大手の日本交通が運営する配車アプリ会社の、

JapanTaxiにも出資しております。

(出典:日刊工業新聞

将来的には日本も全てのタクシーをウーバーアプリのようなもので、

利用できるようになるのかもしれません。

まとめ

世界的な流れとして、ウーバーの利用者は増えて行くと思われます。

一方でウーバーと同業の乗車サービスを行う同業者も、世界中で増えています。

自動運転や無人運転の技術も進歩しています。

今後の世界の乗車サービスの状況は、これまで以上のスピードで変化していくことでしょう。

 

日本では現在法律で、世界で行われているウーバー業務はできません。

私には日本の政治家が既存のタクシー業界を無視して、法律を変更するとは思えません。

タクシー業界と提携することで、今後のウーバーアプリの使用エリア拡大は考えられると思います。

さらに日本の主要な企業がウーバーに出資提携しています、

そのためこれから日本でも、ウーバーという言葉を聞く機会は増えていくと思います。